ura-sasa 妙高裏ササ日記

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2010年 04月 12日

ビーコン講習会

4月に入って休みと天気が上手くリンクしてくれません。

今日も生憎の雨、今のところ5日の休み中4日の雨。真冬なら雪でハズレというわけでもないだろうに、春はやっぱりお日様が出ていないことには・・・

唯一晴れた先週の金曜日はビーコンのPIEPS社主催のビーコン講習会にいってきました。
オーストリアから本社の社長と山岳ガイドが来日です。販売店向けの会だったのですが、ACTのメンバーに混ぜてもらっての参加です。

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ちょっと悔しくなる快晴の元、栂池の自然園周辺での講習。PIEPS主催ですが各社のデジタルビーコンが勢ぞろい。
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雪原に50mのメジャーを置いて各メーカーの最長受信距離を実測しました。(電波の流れがまっすぐの状態)

PIEPS主催だから、ダントツでPIEPSが長いのかと思いきや
ファームアップ3.0のマムートが約48m、ファームアップ前でも43mで最長。
PIEPSは40m、二回目で45m。トレッカーの3本アンテナとオルトのS1が約41m、アルバが30mでした。

次に送信と受信の位置を直角にした常態での受信距離の計測。
ファームアップ3.0のマムートが約27m、ファームアップ前で12mでだいぶ短くなります。
ここがPIEPSのアピールしたいところらしくPIEPSのDSPは48m。
最長のはずの直線よりも長くなってる。これはデジタルビーコンの2本目のアンテナの長さが関係してくるそうで、1本目はビーコンの縦にあわせて長いものが入ってるが2本目は直角に横に入るためビーコン自体がスマートだと横が自然と短くなってしまって、縦横のアンテナに強さの差が出てしまいます。PIEPSはこの差をなくす工夫をして縦よりも強いアンテナを横にいれたそうです(アルバもこの差が少なくて最短は27mでした)。

差が大きいとアナログと同じように電波のフラックスラインは縦長の楕円になります。差が少ないと正円に近くなって初期操作がしやすくなるそうです。楕円が縦長になるほど捜索のときのビーコンの向きによってウィークポイントが生まれやすくなります。
ちなみにトレッカーは直角のときは18m、オルトのS1は差が長短の差が激しく、常に長い方のアンテナで受信してしまい計測不能でした。(使い方もあるのかもしれないけど、ぜんぜん違う方向に誘導されてしまいました。しかも受信した信号を10秒キープする機能があってあんまり早く動くとかえって混乱するそうな)
この直角の状態がそのビーコンでの条件がもっとも悪いときの受信距離にあたり、初期捜索でフィールドをジグザグに歩くときの間隔に関係してきます。

一般的には20m間隔でジグザグに歩くように指導されますが、この間隔は使うビーコンよって左右されます。アップ前のマムートやトレッカーは20mを切っているので20m間隔で捜索した場合電波をキャッチできない場所ができてしまいます。PIEPS DSPはこの差がほとんど無く受信範囲が広いので50m間隔で捜索できるので初期捜索がかなり早くできるというアピールでした。アップ後のマムートなら30m間隔が可能。

ビーコン選びのとき最長受信は気にしますが、実際に重要なのはそのビーコンの最低の受信距離を把握しておくことだそうです。そうすることで初期捜索でのウィークポイントを減らすことができます。
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この最短距離の実測はいい勉強になりました。


明日はピンポイント捜索にからんでくる3本目のアンテナの話
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by ura-sasa | 2010-04-12 22:30 | バックカントリー | Comments(2)
Commented by slowtrack at 2010-04-13 22:41 x
俺の象もバージョンアップしよう。
象はいまだに、バージョンアップ出来る店載せてないようです。
Commented by ura-sasa at 2010-04-14 00:08
バージョンアップもパソコンから赤外線通信で書き換えてましたよ。 ハイテクすぎてびっくりです。
スイス本国でもどこ行けばできるんだって騒いでるそうなんで、今のうちにさくっと象さんから真のマンモスへバージョンアップしてください。

これからの季節はおもちゃFreeRideで間に合いますが


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