歩いてるうちに高さには慣れてきますが、この整備が無ければとてもじゃないが下の廊下は歩けません。
この整備があっても、大荷物を背負っての歩行はできないだろうなー
山行前に読みきった「高熱隋道」時代は100kg近い荷物をボッカしてたというのだから信じられません。
しかも、当時はもっときわどい道だったようで、その名残がこれ
岩から鉄の棒が突き出てます。ここに細い丸太2本乗っけて道にしてたみたいです。そんな写真みました。
今はこの隣の岩を掘りぬいてトンネルになってます。
こんなとこ空身でも落ちちゃいそうですが、当時はボッカもさることながら、長いワイヤーを10人がかりでつながって運んだというのだから驚きです(昔、僕も5mのトタンを師匠と二人で山小屋にあげたことがありますがバランスが大変!)。転落事故が後をたたなかったというのも当たり前だろうな・・
今回の山行は自然に感動というよりは、水平歩道、高熱隋道、黒部ダム、発電所、阿曽原小屋・・・と人間の労働力に感動する旅になりました。(盛り上がったのが、高熱隋道>志合谷トンネル>阿曽原小屋>別山出合までのスリル>十字峡って感じでしたから)
人間ってすごいですね。やる気になればどこまでも開発できちゃうんだから。
これからはほどほどにねってとこでしょうか