ura-sasa 妙高裏ササ日記

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2014年 05月 29日

試練と憧れの山は試練だらけに

今シーズンの閉めは長年憧れ続けた剱岳へ

日程が自由に組めていたいた頃にさっさと登って滑っていればよかったのでしょうが、
登る技術に不安があったり、妙に特別な場所のような憧れが強すぎてかえって遠ざかってしまいました。

今回はがんばれば一泊二日でいけそうだということでSlowtrackさんと5月18、19日でチャレンジすることにしました。

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その二人の計画に直前に乗っかったGacthさんで室堂にむかってバスでGo

当初の予定では初日で剱岳に上がって大脱走ルンゼを滑ってどこかの小屋で一泊が理想で
途中で時間が厳しいと感じたら二日目にアタックの算段。

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結構暑めの室堂からいよいよスタートです。

立山のあちこちには気持ちよさそうなシュプールがあちこちに・・・
気になるのは山頂周辺に見えるフレッシュな白い輝き。

この気になる白さが最後に悪さをしてくれたのでした。


8:40に室堂を出発してまずは雷鳥坂をあがって剱御前小屋へ

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張り切っていいペースで登っていきます。
初日で目標を達成するために組んだおおまかなタイムスケジュールは

室堂8:30-剱御前小屋10:00-平蔵谷取り付き10:30-剣岳山頂14:00-剣沢登り返し15:00-剱御前小屋17:00

平蔵谷を登ってるあたりでタイムが遅れるようだったらあきらめかなというところで、
後半は小屋泊まりだけど到着は遅い設定。

無理してるかなと思いつつも目標達成のため目をつぶって。

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目的の山と目指す大脱走ルンゼがくっきり見えました。

山頂がやけに白いぜ。

余計な荷物を岩陰において剣沢を滑走

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この雪・滑りがやたら気持ちよかったです。
正直、無理に剱に登らず二日間ゆったり滑りと温泉を楽しんでもいいかなあなんて思いながら下ってました。

三人ともビデオ撮ったり写真とったりで楽しみながらおりてしまったので、平蔵谷到着は予定より遅れて11:00

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楽に楽しみたいという気持ちありましたが、ここまでくれば初志貫徹めざしてともかくトライ!
シールで登坂開始です。

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風が少なく暑い登りになりました。
前日に降ったアラレのような新雪が数センチあって気になりますが、シールはきいてすたすたあがっていけます。

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12:00.インディアンクーロアール・大脱走ルンゼの出口。
ただ、この時点ではインディアンクーロアールの上り口がよくわかっておらず、どこから登ろうか思案しながら平蔵谷を登ります。

インディアンクーロアール真横まできてからここから上がるのかと理解しましたが、平蔵谷をシールのままあがれるくらい雪がゆるんでたので、そのまま谷を上り詰めることに決定。

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見えてるけど着きそうでなかなか着かないコル。
それでも標高あげてくると風もはいってくるようになりました。

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写真では灼熱地獄のような雰囲気

それが稜線到着とともに冬山の顔に
13:10
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ここからは夏道沿いにカニの横ばいってやつを初めて歩きます。

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横ばいの前に縦の梯子もあるのね・・・

岩は相変わらず慣れてないので苦手です。

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怖い梯子の前に変な足の動きをしてしまった瞬間に太ももをつっちゃってこれまた一苦労。
横ばいにはいるときには直ってましたがかなりどきどきでした。

この後の大失態を考えればこの時点でゴメンナサイしてたほうがよかったのかもしれませんが

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岩場を抜けた雪の上は固くなくほっとします。

景色も気持ちよく見えてきました。

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14:10山頂到着

情けない結果に終わった滑降編はその2で
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by ura-sasa | 2014-05-29 22:21 | バックカントリー | Comments(0)
2014年 05月 09日

杓子北東ルンゼ。メインは尾根歩き

小雪ながらもGWいっぱいまでねばりこんだスキー場も無事終了。

みんなで打ち上げした翌日はひとり白馬へおでかけです

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目指すは杓子岳の北東ルンゼ。
しかも気にしてるのはルンゼ滑降よりも杓子尾根をキチンと登れるかということ

そんなわけで道路から気になる尾根を観察

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見える角度が変わればまた撮って観察。
地元じゃなかなか尾根歩きしてスキーなんてできないので結構プレッシャーです

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長走沢からもいけそう?というかちょっと近いかな?などと思いながらも
とりあえず白馬尻から杓子尾根に取り付くことに・・・

広くて気持ちよさそうな斜面です。

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登りながらもちょうど良い粗目で雪面もきれいな裾野。
一人歩きなもんだから尾根がおっかなかったら、さっさとここを滑って帰ろうと早速弱気案浮上

そんな気持ちを持ちつつ2100mまであがったところでシール登行がめんどくさい雪になって
いよいよアイゼン装着

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今シーズン買ったカンプの軽量アイゼン。今まで重たいの使ってたので軽さ最高です。
ザックに入れてるの忘れそうです

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幸い、先行者のトレースがあって雪も緩んでるのでそれほどビビルこともなく

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カチカチだったらたぶんこんなとこ登ってないと思います。
もちろんこんな自我撮りの余裕もなく・・・

トレースもあって雪もゆるく風も無いおかげのゆとり撮影

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白馬もばっちりみえて、ここからだと2号雪渓も壁に見えます

そして山頂への道案内は

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まだ羽の白い雷鳥が水先案内人

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ここら辺からもう大雪渓のも降りられるラインが見えてきて、いつでも逃亡できますが
ここまでくれば登りのスイッチがON

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余裕が出てまいりました。

ただ2300mあたりから連休に降った雪がなかなかいやらしく大雪渓側に残っていて
滑走には気を使いそうな積雪。

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でかい頂上の雪屁も間近に見えてきました

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杓子尾根・杓子岳・白馬鑓。

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8:00に猿倉を出発してぴったり6時間の14:00に山頂到着。
尾根歩き2時間半、標高600mをアイゼンピッケルで登りきって、十分に来週の目標の予行練習になったかな

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でも、そのアイゼン歩きの代償に買って間もないパタのパウスレイヤービブを刃に引っ掛けてカット。
とりあえずダクトテープでお直し・・・とほほです

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それでもここまで上がったので満足。

そして北東ルンゼの滑降です。

ほぼ山頂直下からまず杓子沢側へ

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3ターンしていよいよ大雪渓側の北東ルンゼへ

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GoProっぽいですがいつものオリE-M5で手を伸ばして撮ってるだけです。

先行してたかたがたもこのルンゼ狙いだったようで2本のラインがついてます。
しかも一人はかなり上手そう。

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上部は新雪のような気がしないでもないクラスト。

それがだんだん調度いいザラメになりかけたところで重たいザラメにすぐ変化

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ルンゼの後半はごらんのとおり。
深いU字溝が出来上がっていて上からその溝にあわせて雪絶え間なくが流れてきます

さっと降りるつもりが上手くいかずにちょいとへこみます。
へこむというよりは疲れました。足パンパン。

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それでも無事に雪渓まで降りきって後はひたすら猿倉へ

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滑るコンディションは大雪渓もあまりよくなく、あちらこちらからのデブリ跡もあって、ひたすら消化試合。

山頂から1時間ちょっとで猿倉にゴールでした

今回のトラック

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やっぱり長走沢からも登れるようでした。登りの斜面が滑ると一番楽しそうだったのが心残り。
山頂から杓子沢側にもそのままいけそうだったのでそのうちがんばりたいです
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by ura-sasa | 2014-05-09 00:19 | バックカントリー | Comments(0)