2010年 10月 21日
雨飾ー茂倉峰ー金山を周回でまず考えたのがどっちをスタートにするか。 林道の移動は立派でもない折りたたみ式のナンチャッテMTBなので、登坂は役立たず。 というわけで自転車の利用は登りの少ない金山登山口スタートの雨飾キャンプ場ゴールにすぐ決定。 では最初に自転車を使うか下山してから使うか? これはちょっと悩みました。登山で疲労困憊してラストに旧栃の木亭からキャンプ場まで登るのはしんどいんじゃないだろうか。朝の元気なうちにキャンプまで走っておけば後は楽チンだし。 ただ、万が一トラブルがあって途中で引き返した場合、金山の登山口までチャリで戻るのは過酷だなって思い直して、金山登山口に自転車を置いておくことに決定。 車でキャンプ場まで移動して登山開始です。6:40 朝日が入り込むさわやかなブナ林の登山道ですが先も長いので黙々と歩き出します。 それでも紅葉がいい具合なのでカメラをチョコチョコ出しては撮影。 40分ほどで荒菅沢にでました。 絵になる沢ですね以前来たときは晩秋でも残雪がありました。 次回は初夏の頃にきて雪渓のドーナツ越しに見てみたい この辺までは朝日も差し込んで天気もよかったのですが、荒菅沢を越えてから突然風が強くなり山頂は雲におおわれました。笹平に着く頃にはすっかり雲の中。 晴れじゃなかったのか??? 9:00雨飾山頂到着。ガスの中山頂に行く意味もなかったのですが、ココ踏まずして周回してきましたとはいえないのでとりあえず・・・ 山頂からの眺めを楽しみにしていたのに残念。そそくさと引き返して笹平の金山方面への分岐へ。 天気は変わらず視界無し。 やめてキャンプ場に戻ろうかとも思いましたが、まだ時間も早いので黒沢峰くらいまでは行ってみようと金山側へ進入。9:20 見えた! 金山方面は雲も流れていて期待できそう。そしてこのときは見えたあの山(一番右の山)が金山だと思ったので楽に行けそうな気がしてテンションも上がる! 実際はぜんぜん違う方角(写真よりはるか右)に見上げる高さで金山がありました。この時点では雲のおかげでなにもみえず尾根に広がる紅葉しか目に入らなかった・・・ 笹平からはイッキに標高を下げていきました。道は整備されてますが、歩く人が少ないので落ち葉や枯れ草がたまってかなり滑ります。2度もズッコケタのでここからはストックだしての歩行。 1500m台までさがってからは金山までひたすら登り。尾根歩きですがこの高さなので笹とブナやカエデに囲まれてるので視界良好にはなりません。夏は面白くなさそう。この日は紅葉が楽しめたので最高です。 時折、海谷渓谷側に切れ落ちて視界がひろがるところがありましたが、そこが地図上にある三つの峰のようです。 がんばって歩いていると小ピークにもなってないの気が付きませんが、ビューポイントなので写真は各ポイントで撮ってました。 奥の山は左から鋸岳、烏帽子、阿弥陀、鉢山。冬はいつも反対側からみているお山たち。 ここら辺で先行者が一人いて追い抜きました。金山登山口に車デポで、歩いてキャンプ場まで移動したそうです、強者。 茂倉峰より金山に突き上げる海谷渓谷上部 茂倉峰を過ぎたころから眺めがよくなって焼山のテッペンが見えてきました。山頂ももうすぐだ でもこの辺が疲れのピーク。ずっこけ予防だったダブルストックがこの時点で自分の体を持ち上げる第3、第4の足に。 そしてその登りの傾斜がゆるやかになってしばらく歩くと根曲がり竹にかこまれた金山山頂に到着。 12:30。疲労でピントがずれていたか・・・ 僕の到着後、すぐに途中で抜いた人とさらにもう一人同じルートであがってきました。誰もいないんじゃないかと思ったましたがいるもんですね。三番手の方は僕の逆で、最初に自転車でキャンプ場に移動したそうです。 山頂では小一時間ほどの大休止。焼から妙高のホームグラウンドを堪能です 先月号の岳人をみてどうしてもみたかった。紅葉のピークはちょっと過ぎてしまったけど 朝の雨飾の天気からすれば上出来の眺め。やはりホームは裏切らない。 金山山頂からは傾きつつある日差しを浴びながら2時間半ほどで下山。 途中での収穫もあり! 帰りの自転車は想像通り。 下りは当たり前に快適、登りはダンシングしながらの立ち漕ぎで大腿四頭筋が案の定悲鳴をあげて二度ほどつりました。 16:25キャンプ場到着。 もう少しいい自転車がほしい・・・
by ura-sasa
| 2010-10-21 17:10
| 夏山
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