ura-sasa 妙高裏ササ日記

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2011年 05月 23日

先週の本当によくがんばった話

先週、唐松岳でヘロヘロになった二日後の水曜日。
火打山に急遽登ることになりました。

僕らが唐松で遊んでいた日に火打に登って行方不明の登山者がいるとのことで、今シーズン発足した妙高の遭難対策連絡会に初出動要請です。

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三人で笹ヶ峰を出発。
前をいくのは高谷池ヒュッテの元小屋番と現小屋番。
そうなると僕はさしずめ元黒沢池ヒュッテ小屋番代表といったところでしょうか

お二人はテレマークのしかも細板ステップソールなので歩くのが早い!

昨日は終日県警ヘリで空から捜索しましたが手がかりはなし。
山にはしょっちゅう上がっている人のようで火打登山も慣れているような話でしたが
どこにいってしまったのでしょう?

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本日も空からは県警ヘリ

希望は空から見つけて!って思いながらひとまず富士見平をめざして登ります。
僕は黒沢方面に寄りながら富士見へ

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なにもないまま富士見平通過

天気も良く視界良好で前日も笹ヶ峰方面は空から探してるので、ここまでで見つからないとすれば火打山頂から澄川、濁俣川、うさぎ平方面に迷い込んだ可能性大か?

するとここで火打山へツアーに出てたガイドさんから笛の音が聞こえると無線がはいりました
そこで一人は火打山頂に直行。

残り二人は高谷池ヒュッテから茶臼山・黒沢池、天狗の庭稜線の二手にわかれて捜索。
僕は古巣の茶臼山・黒沢池方面

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茶臼山を越えて黒沢池に下がりかけたところで火打山、新建尾根の振分の池下で要救助者発見の知らせ。

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運悪く現場は海からあがってきた雲に覆われてヘリで近づけず。

写真はその後、晴れてからのもので現場は矢印よりさらに向こう側へ下がったところ

しかも現場は無線の入りも悪く、携帯もダメなので僕は山頂下の両方が入る場所で警察と現場の無線中継役


幸いだったのは要救助者は意識ありの外傷なし。ちょっと低体温気味ということですが、それこそ三日間よくがんばったって言うところでしょう。
不思議なのはどうして快晴の月曜日に夏道もない新建尾根に入ってしまったのでしょうというところですが、道間違いの多くはどうして?っておもうようなところで間違えてます。

ヘリを待つこと3時間。
16:00前に県警ヘリ再び新潟から登場
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ヘリで直接ピックアップできなきゃ僕らで直接引っ張り上げにいかなきゃいけないので、ここはぜひとも県警にがんばっていただいてピックアップしてほしいところ

できなきゃ昴エアー呼んじゃうぞ

気流が難しいのか何回か接近しては離れてを繰り返しましたが無事県警ヘリにて救助完了。
16:10

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こんな割れてるとこ降りてきたら間違ったって気付きそうなものだけどなーと思いつつ残された救助隊3名はココを登りかえして下山しなきゃです。

普通ならこんなとこいたら見つけられないとこですが、運よく同じ遭対連のガイドさんが当日この尾根のツアールートを設定してあったので発見・連絡・救助とスムーズにできました。
本当に運のいい人だ

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帰りの火打山。
きれいです。一昨日の白馬の景色もいいですが、僕はこっちのほうがやっぱり好き

このままヒュッテに泊まっていきたいくらいですが我慢して下山へ

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日没に追われて笹ヶ峰へ

10時間歩きまわりでお腹すきました。
やはり大盛りナポリタンは必需品なのか・・・

本日の歩き回りデータです
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by ura-sasa | 2011-05-23 21:10 | バックカントリー


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